第5回 内村病院合同発表会
2019.12.27
当院では、4年毎に県内の精神科病院・関係各位に参加を呼びかけ合同発表会
を開催しています。
今回の発表会は「地域包括ケア」をテーマに掲げ、院内より5つの演題と特別
講演として小林保健所 保健師 湯浅宏美様より「地域移行支援を取り巻く状
況について」ご講演を頂き、西諸地域の支援の現状、今後の課題、必要な取り
組み内容を知ることができました。また、患者様により近い存在である看護師が
地域の社会資源を知り、より具体的なイメージで入院患者様に地域生活への移行
を働きかけることで精神障がい者の地域移行の促進を図る必要があると改めて
考えさせられました。
県内7施設より22名の方々に参加を頂き、当院の取り組みを知っていただく
とともに看護に対するレベルアップへ繋がる発表会となりました。
休憩時間には他スタッフ間で交流を深めるとともに情報交換としての良い機会
となり、当院理事長も参加者に気軽に声を掛けておられました。
次回4年後の開催予定となりますが、今回よりもレベルアップしていけるよう
日々取り組んでいきたいと思います。
演題1 便秘改善への取り組み ~玉ねぎヨーグルト摂取を試みて~
2 オムツ交換の統一を図る
3 服薬の大切さを深めよう ~服薬SSTの取り組みを通して~
4 西諸災害時障がい者支援ネットワーク
5 精神科急性期における地域との連携
特別講演 「地域移行支援を取り巻く状況について」
青島太平洋マラソン
2019.12.23
先月のつわぶきハーフマラソンに引き続き、今月は『青島太平洋マラソン』に参加してきました。
年に一回のフルマラソンという事もあり、いつも以上に気合が入ります
今回で3回目の参加となりますが、全大会2回とも天気に恵まれず寒い思いをしました
当日は朝から晴天 一日を通して天気も良く最高のマラソン日和になりました。
今年は約1万2千人のランナーが参加したようです。いつも思いますがスタートラインで待っているランナーを見ると圧巻です。
宮崎市内を走るコースとあって沿道には応援の方やボランティアのスタッフなど多くの人でにぎわっていました。
今回も例年通り30キロを超えたあたりから両足がつり、足を引きずりながらのゴール。
最後は心が折れそうにもなりますが、皆さんからの応援の声でなんとか最後まで走り切ることができました。本当に感謝感謝です。
今回は前大会より少しだけ記録も更新し、まずまずの結果となりました。記録の更新もうれしいですが、何より怪我もなく無事にゴールできたことが何よりです
来年はしっかりと練習をして臨みたいと思います。
メリークリスマス
2019.12.16
きよしこの夜 星はひかり
すくいのみ子は 馬糟(まぶね)の中に
眠りたもう いとやすく
慌ただしい師走の中、もう少しすればクリスマスが訪れます。
クリスマス(Christmas)のもともとの語源は「キリスト(Christ)」と「ミサ(mas)」という言葉からきています。
ミサという言葉には礼拝という意味があるそうで、直訳すると「キリストの礼拝」となります。つまり、クリスマスを簡単に言うと「キリストの誕生日を祝う日」です。
キリスト教が普及し始めた頃、ローマ帝国では「冬至の祭り」というものが行われていました。
冬至というのは、太陽が出ている時間が一番短くなる時です。
ゆえに、冬至の日を境に太陽が出ている時間が長くなります。
もともとローマ帝国では、太陽を神と崇める太陽信仰があり、「冬至の祭り」は、新しい太陽の神様のお祝い、「太陽の生誕祭」という意味合いで開催されていました。
それがキリストの誕生と重なり、いつしか12月25日がクリスマス(=キリストの誕生を祝う日)になったそうです。(クリスマスの由来・語源は諸説ありますが)
クリスマスの夜は、喧噪な日々からひと時だけでも抜け出して、「心を清めたい」ですね。
今月も患者さん、職員一緒に「クリスマスのちぎり絵作り」を通して、「ほっとする時間」を楽しむ事が出来ました。
1病棟 ブログ委員会
つわぶきハーフマラソン
2019.11.26
昨年に引き続き、今年も日南で開催された『つわぶきハーフマラソン』に参加してきました。
地元での開催という事もあり、いつも以上に気合が入りました。
今回は前日に実家に泊まり、朝はゆっくりと会場に到着。時間にも余裕があったためしっかりと準備運動をしスタートに臨むことが出来ました。
そしていよいよスタート! この瞬間が一番緊張します。
コースは日南市内をグルっと一周するような形でコースが組まれており、アップダウンも少なく初心者の私にはとても走りやすいコースとなっています。今回は天気もよく走っていて暑いくらいでした。
小さい頃から見慣れた景色も、コースを走りながら見る景色はまた違った眺めで感動します。
また沿道からもたくさんの応援を頂き、本当に走っていて励みになります。
今年も怪我をすることなく無事にゴールすることが出来ました。昨年のタイムも更新することができ納得のいくマラソンとなりました。
そしてゴール後の楽しみといえば、ふるまいです。今年も弁当と豚汁、地鶏とたくさんのご馳走をいただきました。これを食べると体の疲れも一気に吹き飛びます。
来月は『青島太平洋マラソン』も控えているので、またそちらの様子も報告できればと思います。
ART AND MOVIE
2019.11.25
深い秋が、もう冬を招いているかのような寒さが訪れています。
そんな秋・冬の夜長、「美術」や「映画」に触れてみるのはいかがでしょうか?
アーモンド形をした目、細長い首、無表情の顔・・・。
印象的な人物画を描く、エコール・ド・パリを代表する画家「アメデオ・モディリアーニ」をご紹介します。
1884年 イタリア リボルノにて誕生。
1906年 フランス パリに移住し、モンマルトルにアトリエで活動開始。
この頃、ピカソやドランらと交流を結ぶ。
生前、絵画は評価されず、貧しい暮らしを余儀なくされていたが、死後(35歳死去)広く認められ、
現在でも、世界中で大回顧展が開催されるなど絶大な人気を誇っています。
また「モンパルナスの灯」、「モディリアー二 真実の愛」により、その生涯が映画化されています。
楽しみとしての「美術」や「映画」はもちろんの事、喧噪な日々から抜け出せる「ひと時の安らぎ」としての
気分転換手段として生活に取り入れる事で、「明日への糧への手助け」となりうるかもしれません。
1病棟 ブログ委員会
4病棟 院内バーベキュー
2019.11.19
11月も半ばに入り少し冬らしくなってまいりました
この日はあいにくの雨でしたが、4病棟の院内バーベキューを行いました。
炭火起こしから始めて、肉と野菜を二手に分かれそれぞれの「焼きのスペシャリスト」達に焼いてもらいました。
いい感じに焼きあがりました
やはり炭火で焼いたバーベキューは最高ですね
皆さん、満足して頂けたようです
それではまた。
MUSIC
2019.11.13
深い秋が訪れています。
そんなセンチメンタルな季節に、「音楽」はいかがでしょうか?
劇的なヒロイン、激しい愛を熱演してきた
フランスの名女優イザベル・アジャーニのアルバム
「雨上がりの恋人」をご紹介します。
同じく、フランスの鬼才セルジュ・ゲンスブールのプロデュース。
囁くような、吐息のようなウィスパーボイス、
ラストソングの「PULL MARINE(マリン・ブルーの瞳」で一気に
輝く星空に吸い込まれ、心漂わせてくれそうです。
1病棟 ブログ委員会より
コミュニケーションとは?
2019.11.05
・言語,身ぶり,画像などの物質的記号を媒介手段とした精神的交流。
・語源はラテン語で「分かち合う」を意味。
・コミュニケーションの過程は,精神的内容を物質的に表現する送り出しの段階,
受け手によって受容される段階の2段階から成立。
・人間社会を成立させる基礎的な条件。
ん~・・・・難しいですね。簡単に言えば
「自分の思いを相手に上手に伝え、相手の思いを上手に受け取る事」です。
皆さんの「生きづらさ」の悩みの多くに、
- 頼まれたことを断るのが、苦手。
- 相手にお願い事がするのが、苦手。
- 知らない人に話しかけるのが、苦手。
などが挙げられます。
「自分の思いを簡単に伝えたら、なんて気が楽なんでしょう~。だけど、相手から嫌われないだろうか?そんなことを思ったら、やっぱりこの思いは言えない。だけど、そしたら悶々とした気持ちが積み重なり・・・・・・。あ~どうしよう。」と負の連鎖が続きます。
そんな時は・・・・・
「アサーション」という「自身の意見を押し付けず、逆に意見を言うことを我慢せず、話す側、聞く側それぞれがお互いを尊重して、率直に自己表現を行なうためのコミュニケーション技術」を学ぶと「生きやすくなる」と言われます。
1病棟では毎週水曜日に、SSTという場で
「自分の思いを相手に上手に伝え、相手の思いを上手に受け取る」練習をしています。
SSTとは「SOCIAL SKILLS TRAINING」の略で「社会生活技能訓練」をいいます。
1病棟のSSTでは
- 「生きづらさ」を皆で考えながら、解決に近づく練習の「基本訓練モデル」。
- 納得して「服薬習慣」を継続出来るための、「服薬教室」。
- より良い睡眠のために睡眠薬だけに頼ることなく、自分自身で工夫するための、「睡眠教室」を楽しみながら行っています。
「ぐっすり眠れて、気持ちも楽に、また納得して薬も飲めて・・・・。」
今からの秋深まる季節、日々を穏やかに生活出来れば嬉しいですね~。
ハッピーハロウィン
2019.11.05
5病棟の患者様と一緒にハロウィンの貼り絵を製作
作業療法士に教わりながら、真剣な表情で一枚一枚丁寧に張っていきます
ハロウィンのお面も作りました
ハロウィンといえば、『かぼちゃ』ですが、もともとは、『かぶ』を使っていたそうです。キリスト教の文化圏が広がった際、『かぶ』に馴染みの少ない文化圏では、収穫量の多い『かぼちゃ』を代わりに使うようになったそうです
数日かけてやっと完成
完成したハロウィンの貼り絵の前で喜びの写真をパシャリ
皆様、素敵な笑顔でした
ハロウィン🎃
2019.10.10
今年もこの季節がやってきましたね
そうです! 『ハロウィン』です🎃
こちらは昨年スタッフで作成したものですが、これを見た患者さんたちが「今年もハロウィンの時期だね」と口にしていました。
患者さんたちのあいだでもハロウィンがだいぶ浸透してきているようですね。
テレビでは仮装をした人たちがパレードをするのをよく目にしますが、そのうち病院内でも仮装パレードをする日が来るかもしれないですね。