当院は霧島連山の麓にあり、他県と比較的便利に連絡できる南九州の中央部に位置し、宮崎市、小林市、えびの市、西諸県郡、北西諸県郡、都城市、人吉市(熊本県)、湧水町(鹿児島県)等の広域に在住する患者様に対して精神科医療を提供しています。

若いスタッフも多く、行動面でも思考面でも動きのある、活き活きとした医療を提供することを心がけています。

また、宮崎県下の精神科病院でも草分け的な存在で、その普及に努めている社会生活技能訓練(CP3名)、エネルギッシュな作業療法(OT8名)、精神科デイケア、グループホームと訪問看護で広域をしっかりカバーする退院後のフォローアップ、地域と病院を結ぶPSW(8名)のフル活動、看護部による愛情豊かな手厚い看護、情熱的で真剣に患者様と向き合う精神科医師達などの医療体制で地域精神保健のよりいっそうの充実を図っております。

研修症例

最近では気分障害関連と認知症関連の症例が多くなりつつありますが、様々な疾患を有する思春期から老年期までの幅広い年齢層の症例が経験できます。

また、各種施設、他科病院、他科診療所との連携も密なためリエゾン精神医学的な研修や発達障害関連児童の研修も経験することができます。

指導体制

精神科医師(経験年数15年以上で精神保健指定医4名)が在籍しております。

また日本精神神経学会の研修施設になっており、専門医制指導医、指導責任者、専門医、及び日本精神科病院協会認定指導医のもと充実した指導体制が整備されています。