3病棟 夏といえば
2016.08.16
夏真っ盛りです。暑いですね~。
夏と言えば朝から夕方までうるさい蝉の存在なしには語れませんね。
今回はこの蝉についての豆知識です。
この辺りでは主に7月のはじめ頃から蝉の声を聴くと思います。
その最初に鳴いているのが「ニイニイゼミ」です。(下の画像)
時期は7月上旬から7月下旬辺りまでで「チーーーー、ジーーーー…」と連続した鳴き声で泣きます。
「ニイニイゼミ」に代わって次に鳴き始めるのが、今盛んに鳴き声をあげている「アブラゼミ」です。(下の画像)
時期的には7月下旬ごろから、ほぼ夏が終わるまで「ジリジリジリジリ…」と一番うるさく鳴きます。
この鳴き方が日中の暑さを倍増させるような響きであり「油で揚げるような」ということで「アブラゼミ」の名前の由来だそうです。
そして最後に鳴きだすのが「ツクツクホーシ」です。(下の画像)
時期的にはちょうど今の頃から夏が終わるまで、その名の通り「ツクツクホーシ、ツクツクホーシ…」と鳴きます。
この他にも日本の蝉の中では大型の「クマゼミ」です。(下の画像)
よく都市部で「シャーシャーシャー…」と鳴いているのを聞きます。
山間部で鳴き声をよく聞く「ミンミンゼミ」です。(下の画像)
日本の代表的な蝉のイメージですね。
最後に朝方や夕方に「キキキキキ…」または「カナカナカナ…」というような鳴き声の「ヒグラシ」です。(下の画像)
少しもの悲しい感じの鳴き声ですが、涼しげなイメージのある鳴き声でもあります。
この他にもいくつかの種類が居ると言われていますが、上に挙げたものが代表的なものです。
蝉の声を聴くと夏の暑さが倍増してイライラするという方もいらっしゃるかもしれませんが、蝉も子孫繁栄のために一生懸命なのです。そして鳴くのはオスだけだということです。
この機会に、夏にしか存在しない蝉の声に耳を傾けてみるのもいいかもしれません。
それではまた。