内村病院の2月イベントは節分!豆知識紹介☆
2021.02.05
2月になりまだまだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は内村病院で行っている2月のイベント、『節分』をご紹介をします。
豆知識も紹介しながら今年行った節分イベントを記載しますので、是非ご覧いただければ幸いです。
節分をする日はいつ?
まず、節分とは「鬼を追い払って新年を迎える、立春の前日の行事」と言われております。
今までの36年間立春が2月4日で、節分は2月3日という流れになっていました。
しかし、今年の2021年の立春は2月3日と言われているので、その前日『2月2日』に節分を行う日となっているとのことでした。
節分で行う豆まき、恵方巻について
節分をする上で行うこととしては、『豆まき』や『恵方巻を食べる』ということかと思いますが、みなさまはそれぞれ意味を理解したうえでこれらのことを行われていますか。
豆まきでは、悪いもの(鬼)を追い払い、良いもの(福)を呼び込むために、豆まきをします。
鬼に炒った豆をぶつけて、悪いものを追い出す(退治する)ところから由来しているとのことでした。
一方で恵方巻は「恵方を向いて無言で食べ切れば、願いがかなう」と言われる恵方巻きとなっており、諸説ありますが、江戸時代末期に大坂・船場で商売繁盛の祈願として始まったとも言われています。
『縁を切ることなく、商売繁盛の運を一気にいただく縁起物。』
などなど…今も昔も縁起を大事にしていることが分かりますね。
では、実際に節分のことについて少し再確認できたかと思いますが、次は内村病院で行っている節分の行事についてご紹介いたします。
内村病院の節分行事はどんなことをするの?
内村病院の作業療法では、全年齢の方々が参加しやすく、楽しめるように、節分のレクレーションや創作をメインに行っています。
今年行ったものに関してそれぞれ紹介していきます。
豆まきレクレーション
豆まきレクレーションでは、スタッフと患者様が鬼役になって、豆に当たりに行く様子な写真になっています。
通常は炒った豆ですが、内村病院の豆はポップで優しさある、紙玉を豆と見立てたものを用いていました。
患者様の中には大きく掛け声をかけながら元気よく投げる姿や、スタッフと分かっていて優しく投げる方などそれぞれで節分イベントを味わうことが出来たと思います。
患者様の中には、「すっきりしたが~」「ほー!おじぃ(怖い)がね!」
など、小林弁も炸裂しておりました(笑)
ちなみにこの日の昼食は行事食で豪華で美味しかったとの情報もありました…!
節分の創作
創作では、節分の鬼を皆さんで作って頂きました。
患者様方の心の鬼を再現してもらったのですが、温厚な方々ばかりで、鬼まで優しい顔つきに…。
他にも、鬼を寄せ付けない、『鰯の頭』と『ひいらぎ』も作って素敵な作品になりました。
コロナに負けずに、心の鬼を出そう
今回は内村病院の2月のイベント『節分』の紹介をさせていただきましたがいかがでしたか?
昨年に引き続き、今年も新型コロナウイルスと向き合いながら生活していく必要があり、以前よりも身体的にも、精神的にも心の鬼が出てきやすい年だと思っています。
そんな年だからこそ、日本の行事も再確認し、実際に行うことで、縁起良く春を迎えながら健康に過ごせるかと思います。
私たち作業療法士は節分以外にも行事の提供を行い、少しでも患者様の楽しみが作れるように今後も活動を提供してまいります!