『ケースワーカー』と『ソーシャルワーカー』
2017.10.11
みなさん、こんにちは(^_-)-☆ 地域医療連携課です!!
朝夕が肌寒く感じる今日この頃。みなさん、風邪を引いてはいませんか??
今日は『ケースワーカー』と『ソーシャルワーカー』についてお話したいと思います!
「ケースワーカーの〇〇です」とか、「ソーシャルワーカーの〇〇です」と呼び名が違う場合がありますが、そもそも『ケースワーカー』と『ソーシャルワーカー』って同じなの?違うの?と疑問に思ったことありませんか??
基本的には、どちらも福祉の現場で働き、日常生活を送るうえで困難を抱える人の相談援助に携わるお仕事です。
世界的には、『ソーシャルワーカー』という名称が標準です。
もともとは社会福祉事業に携わる人の総称として使われています。
また、「ソーシャル(社会的)」とつくことで、個別のもののみならず、集団、地域など、あらゆるものを対象に、援助技術を駆使していく支援者とも捉えられています。
『ケースワーカー』は、日本では一般的に「福祉事務所を始めとする公的な機関の相談員(社会福祉主事)」の通称として使われています。
また、「ケース(個別的)」とつくことから、個人、または個別の事例にかかわる支援者とも捉えられています。
簡単にいえば、『ソーシャルワーカー』の中に『ケースワーカー』が含まれると考えておいてよいでしょう。
『ソーシャルワーカー』をもっと細かく見ていくと、
『医療ソーシャルワーカー(MSW)』
病院などの医療施設で相談援助を行う職員
『精神科ソーシャルワーカー(PSW)』
MSWの中でも、精神に障がいを抱える人を対象として相談援助
を行う職員
『精神保健福祉士』
PSWの中でも、国家資格を有する者(その中でも、生涯教育を
継続し認定を受けた者を『認定精神保健福祉士』)
さまざまな名前を挙げてきましたが、いずれも、何らかの理由によって日常生活を送ることが困難であったり不安を抱える人に対し、関連機関や各分野の専門家と連携をとりながら援助を行う、というソーシャルワーカーの基本的な役割はほぼ同じです。
内村病院に勤務するPSW(精神科ソーシャルワーカー)は、全員が国家資格を取得した「精神保健福祉士」です。
国家資格を有するといっても、資格は取得して終わりではありません!
社会は目まぐるしく変動し、法制度も年単位で変わっていきます。
みなさんからお受けする相談内容も多種多様であり、必ずしも精神保健医療分野だけとは限りません。
私たち精神保健福祉士は、常に社会の動きにアンテナを張り巡らして、少しでもみなさんのお力になれるように日々自己研鑽に努めております。
これからも内村病院の精神保健福祉士9名の精鋭部隊をよろしくお願いしますm(__)m
(ちょっとハードルあげすぎちゃったかな\(◎o◎)/!)