訪問看護日記
2019.05.27
みなさん、こんにちは(^_-)-☆精神科訪問看護です!
若葉が茂り、爽やかな風が感じられる季節となりました。
沖縄では梅雨入りし、小林市のあじさいも咲く準備を始めています。
今回は、利用者様とこれからくる梅雨の時期を少しでも爽快に過ごせるよう、あじさいのマグネット飾りとチャーム作りをしました。ちょうど宮崎大学医学部6年生の学生さんが実習で来ていましたので、患者様と一緒に作品作りに取り組んでいただきました(*^^)v
その作品作りの様子と作品をご覧ください!
訪問看護に同行してくださった学生さんから感想をいただきましたので、掲載させていただきます。
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今回、訪問看護実習を見させてもらいました。
その中で内村病院が患者様に対してとても配慮されていることを感じました。
患者様との会話を密に記録し、変化を少しでもとらえようとされている姿をみて感激しました。
また、精神科単科での訪問看護をできる施設がなく、そのためかなり広い範囲の地域をカバーされていると聞いて地域に根付いた仕事になっているとも感じました。
自分は訪問看護を見せていただくこと自体は初めてではなかったのですが、精神科単科での訪問看護を見せていただくのは初めてだったので、その違いや何に重きをおくのかなど様々なことを感じとることができて良かったです。
それぞれの患者様にそれぞれの理由があり、この訪問看護を受けられており、患者様のニーズに最大限対応するためにも、病院や施設だけでなく実際にご自宅に伺うことの重要さを確認することができました。
今回の実習でお世話になった方々に深く感謝したいと思います。半日という短い時間でしたが、ありがとうございました。
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医療の現場では、他職種連携という言葉を耳にすることが多く、医学教育においても医師の仕事以外について実習で学ぶ機会がしばしばあります。
そのため、訪問看護は何度か経験がありましたが、精神科訪問看護は今回が初めてで、お恥ずかしい話ですが、そのような支援があることを今まで知りませんでした。実際に行ってみるとバイタルをとることは同じでしたが、時間の多くを患者本人や家族の話を傾聴し、悩みや問題点があれば解決策を一緒に考えたり、服薬確認や患者とのコミュニケーションの中で病状に変化がないか観察したりすることが他の訪問看護とは違うと感じました。
精神疾患は入院や服薬で改善してもストレスや服薬管理がうまくいかないこと等をきっかけにして症状が再燃することがあるので、来院したときに診るだけでなく、定期的に家での様子や患者の状態をみていくことが必要だと思いました。
今回は2件行かせていただき、どちらも統合失調症の方でしたが、初めて顔を合わせる私にも話しかけてくださり、勉学を応援してくださるような場面もあり、嬉しかったです。その一方で社会復帰や自立した生計を立てるという面においては、上手くいってない様子がうかがえました。難しい問題ではありますが、環境が急に変わることで症状が悪化することがあるので、本人の希望を聞きつつ、ゆっくり進んでいくしかないのかと思います。
多くのことを学べた貴重な経験となりました。ありがとうございました。
精神科の訪問看護は初めてとのことで、一般科との違いを経験できたという感想をいただきました。
お2人の言葉を励みに、より一層精進したいと思います\(^o^)/