認知症ケア「ユマニチュード」を学ぶ
2017.11.07
新人研修に年々増加する認知症患者へのケア「ユマニチュード」を企画。
今回、「ユマニチュード」の講義を受けてきた看護師2名が、新人に限らず多くの職員を
対象にデモンストレーションを行った。
見る、話す、触れる、立つ という4つの基本柱を組み合わせ、相手にうまく伝えられる
技法を学ぶことができた。
1.見る
同じ目線の高さ、約20cmの距離で親しみを込めた視線
2.話す
ゆっくりとした声かけ
3.触れる
手のひらを使って包み込むようにやさしく触れる
4.立つ
1日20分以上立つことを目標にする(自分の足で立つことで人であることの喜び
を感じることができる)
「まるで魔法のように」と称される「ユマニチュード」効果。
実践の中では、なかなかうまくいかず問題に面することも・・・・
自分ひとりではない、他の職員と交代して時間を置くことも必要。
あわてずゆっくり、丁寧にというアドバイスがあった。
患者様に寄り添い、やさしくゆとりのある看護に努めたい。
カテゴリー:看護部門