4病棟 紅葉の季節ですね
2017.11.21
秋も深まり、少し寒くなってまいりました。
今回は秋の紅葉についての一言です。
秋の山は赤や黄色に彩られて非常に美しく感じますが、すべての樹の葉が色づいている訳ではありません。
まずは紅葉する木としない木の違いです。これはズバリ常緑樹と落葉樹の違いです。
これら二つの違いは葉の落ち方にあります。
常緑樹(マツ、スギ、ヒノキ、クスノキなど)は葉を落としますが、新しい葉と古い葉を交互に入れ替えて常に枝に葉があるような状態を保ち冬が来ても、葉ですこしずつ光合成を行っていきます。
落葉樹の方は紅葉する葉を持ち、冬が来る前に一気に葉を落として冬は幹と枝だけで省エネで過ごそうとします。
一般に葉の色が変わることを紅葉(こうよう)と呼びますが、色の変わり方で呼び方が変わります。
紅葉(赤色に変化)
代表的な品種:カエデ、サクラ、ナナカマド、ケヤキ、コナラなど
黄葉(黄色に変化)
代表的な品種:イチョウ、ポプラなど
褐葉(褐色に変化)
代表的な品種:ブナ、ケヤキ、トチノキなど
これらを全部まとめて「紅葉(こうよう)」と呼ばれることがほとんどです。
葉の色が変わったら、「紅葉(こうよう)した」と呼んで良いでしょう。
この辺りでは、えびの高原などが有名です。ドライブがてら紅葉を見に出かけてみてはいかがでしょうか。
それではまた
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