令和2年のふれあい祭は中止に~コロナウイルスの脅威~
2020.03.10
ブログ更新2
久しぶりのブログ更新ですが、残念なお知らせが・・・。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、患者様ならびに来場者様の健康および安全を最優先に考慮し、今年5月に予定しておりました「ふれあい祭」開催を中止させていただくことになりました。
昨年は悪天候の為ため急遽中止となり、「今度こそは!」と意気込み、準備も進めていた矢先に残念です。
楽しみに心待ちにされていた方々も多かったのではないかと思います。
来年(令和3年)こそは、盛大に開催できたらと願っています✨(*’ω’*)
ここからは、「ふれあい祭」中止となり、猛威を振るっている「新型コロナウイルス」の感染経路の一つである「エアロゾル感染」について紹介したいと思います。
コロナウイルス…「コロナが!」「コロナのせいで学校が休校に」と周りでは短略して呼んでいたりしますが、報道ではその感染経路の一つとして「エアロゾル感染」について言及していました。
まず、感染症の感染経路は大きく以下の4つに分けられます。
➀ 空気感染
➁ 飛沫感染
➂ 経口感染
➃ 接触感染
「では、コロナウイルスの感染経路で挙げた、
エアロゾル感染はどれに当てはまるの?」
要は、空気感染もしくは飛沫感染のような意味合いで使われているわけですね。
しかし、定義を調べたところ、実は学会などでも正式には定義されていないのが現状です。
ただ、エアロゾルについては「気体中に浮遊する液体または固体の粒子」と定義されています。
そして、一般的にはエアロゾル感染については、このエアロゾルを介して感染することを指すようです。
つまり、この定義に則って考えていくとエアロゾル感染は空気感染と飛沫感染の2つを内包するようなイメージになるわけですね。
「新型コロナウイルスはエアロゾル感染する?」
現状、新型コロナウイルスの感染経路は飛沫感染と接触感染とされています。
空気感染の可能性は低いというのが実情です。
これは、今までの罹患者の状態から厚生労働省が出している正確な情報になります。
つまり、現段階の情報を整理すると、
・エアロゾル感染を空気感染と捉えた場合は感染の可能性低い
・エアロゾル感染を飛沫感染と捉えた場合は感染の可能性あり
と考えられるかと思います。難しい…。
エアロゾル感染の捉え方によって変わるというのがポイントですね。
「とにかく、予防しましょう!」
また、免疫力が下がっていると感染症発症のリスクが高まるため、睡眠や食事での体調管理も同時に気を付けましょう。
新型コロナウイルスについてはまだ分かっていないことも多いので、いろいろなニュースが流れてきますが、今回の「エアロゾフ感染」の知識等、ひとつひとつ精査した上でしっかり感染予防に努めていきたいですね!
次回は、園芸に取り組んでいる病棟のお花を紹介できればと思っています。