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医療法人 浩然会 内村病院-精神科・心療内科

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臨床心理室です(^_-)-☆

2014.05.26

梅雨の時期ですね。じめじめしてくると気分も下がってしまうものです。また、体調も崩しやすいです。

 

皆様、ご自愛のほど、よろしくお願い致します。

 

さてさて、今日は育児について書きます。(看護師さんや作業療法士さん、皆さん育児で大変)

 

育児は孤独な戦いだ」や「育児は戦争だ」などという言葉をメディアや掲示板でよく目にしますね。

 

育児も辛すぎると、大阪であった心中事件のように、不幸な事態につながってしまうことがあります。

 

「育児に疲れたからといって、自分の子どもを手にかけるなんてひどい母親だ」と思う人がいるかもしれません。

 

しかし、赤ちゃんが生まれてからの約1か月間、母親の大変さについて世の中の理解がたいへん乏しいというのが現実だといいます。

 

母親たちのマタニティブルーの発症は、圧倒的に生後1か月に多いと知られています。

 

慣れない育児に疲れ果て、思考が固定してしまい、

 

「お乳をうまく飲ませられないなんて、私はひどい母親だ」

 

と自分を責めたりしてしまいます。

 

母親の心身の疲れが、いかに育児を妨げているか、いかに周囲が育児に協力しなければならないか、ご理解いただけたかと思います。

 

さて、欧米では女性ではなく、男性にも産後休暇を取らせるところがあります。

 

これは夜中の授乳を父親が援助して出来るだけ母体の健康を維持できるようにするとともに、子育て経験を通して、

父親が子どもとの愛着関係を築けるようにするためです。

 

たいへん良い制度ですね!! 😉 

 

日本でも、妊婦さんが実家に戻り、実の母親や姉妹に守られて出産をするという習慣があります。

 

経験者に守られながらというのはこれは本当に良い習慣だと思います。

 

賛成です!!

 

育児休暇について最近は整備ができてきたように思いますが、

欧米のように男性が産後すぐに休暇を当たり前のように取れるようにしていく

必要があると思います。

 

長文になりましたが、以上でございます。

 

母親の皆さま方、無理をせず周囲を頼って、必要なら育児カウンセリングなど受けてくださいね。

 

心理室でもお待ちしております。

 

カテゴリー:臨床心理室