オートポリスでレース観戦してきました
2019.09.19
9月7日、8日に大分県は日田市のサーキット(オートポリス)に行ってきました。
天気にも恵まれ、まだまだ暑い時期ですが高地ということもあり日陰では心地よい風が吹いていました。
今回観戦したメインのレースは「SUPER GT 第6戦 AUTOPOLIS GT300kmレース」です。7日には主にSUPER GT の予選、8日には主に決勝レースと各チームの監督やドライバーのトークショーなどがあり賑わっていました。
SUPER GTは市販車のシルエットを模したレースカーが走ると言うことで、国内でも非常に人気の高いレースのひとつで観客動員数も1レースにつき最高で十数万人も詰めかけるほどのイベントとなっています。
それぞれのチームが出しているショップやB級グルメ、本物のレースカーの展示などもありました。
SUPER GTはGT500とGT300の2つのクラスが存在し、同時に決勝レースを行いそれぞれの順位を争います。
また、各チームはレースごとの順位によってそれぞれポイントが設定してあり、年間8戦あるレースのポイントの累計により年間チャンピオンを狙うといったものとなっています。
上位のGT500クラスは約500馬力のエンジンを搭載することから名付けられました。また、車体は各メーカー共に共通のカーボンシャシーが使われます。このクラスは3つのメーカー(日産、トヨタ【レクサス】、ホンダ)から15台が参加しています。
下位のGT300クラスは、これも約300馬力のエンジンを搭載することから名付けられました。GT300クラスは様々な国のいわゆるスーパーカーの集まりといっても過言ではないような豪華な車種(ポルシェ、ランボルギーニ、ベンツ、アウディ、マクラーレンなど)29台が参加しています。
GT500クラスとGT300は馬力の違いがあるため加速や最高速度に当然差が生まれます。このように速度差のある2クラスが、あえて同時にレースをすることで、SUPER GTでは常に抜きつ抜かれつの混戦が生じるようになっています。このためトップ独走状態であってもドライバーは常に高い緊張のレースを行い、ファンもスリリングな展開を楽しむことができるわけです。
決勝の日は午後から一時的に雨が降り、クラッシュやコースアウトが続発する波乱のレースとなりました。運転するドライバーは大変だったでしょうが見る側にとってはなかなか面白いレースでした。
来年もまた行きたいと思います。
それではまた。