広域医療搬送訓練
2014.09.04
8月30日に「平成26年度総合防災訓練における広域医療搬送訓練」が実施されました。
政府主催の総合防災訓練の一環として宮崎県内外54機関の約700人が参加し、本県で行われる医療搬送に特化した訓練としては過去最大規模の訓練でした。
今回は和歌山県南方沖を震源とするマグニチュード(M)9・1の南海トラフ巨大地震が発生、本県で最大震度6強を記録し多数の死傷者が出たとの想定で行われました。
県内外の災害派遣精神医療チーム(DPAT)の実働訓練も全国で初めて実施され、宮崎市内の精神科の病院が被災したという想定で、当院にも模擬患者が搬送されてきました。
搬送バスが到着し、模擬患者が降りられると精神保健福祉士が名前等の確認をします。
模擬患者を院内に案内しバイタルチェック、症状等を聞き取りし情報収集します。
医師が診察し病棟へ移動します。
訓練でしたが大変緊迫した状況の中でスタッフ全員真剣に取り組む事ができ、今後災害時にどのように対応すべきか大変参考になりました。
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