研修に行ってきました(^_-)-☆
2016.03.15
臨床心理室です( `ー´)ノ
みなさん、こんにちは。
私、火の国熊本に研修に行ってきました。
興味深かったので、適当に(!?)ご紹介します。
心の健康会議「こころ豊かな長寿社会の創生
―臨床心理士の新たな期待とまなざし―」
というのがテーマでした。
今の社会では少子高齢化がすすみに進んで、
1990年生まれの女性の約40パーセントが、
生涯無婚で、子どもを作らないというすごい結果が出ています。
それにともなって、日本の社会保障制度や日本型の雇用形態が通用しなくなってきています。
お年寄りや、女性だけでなく、18歳前後の若者の貧困も問題になっています。
居場所がなく、「児童館」と呼ばれる施設では、
規定年齢以上(18歳以上)の若者が
食事もとっていない状態で、たくさんやってくるといいます。
また、最近ではSNEP(孤立無業者)という言葉も出現しています。
SNEPとは、20〜60歳の現役年齢で、未婚無職者のうち
普段からずっと一人で暮らしている方のことを言います。
該当者は1996年74万人。2006年118万人。2011年162万人と
どんどん伸びています。うなぎのぼり。
まさに世紀末。しかし、ケンシロウはもういない。
今の社会は、前例のない状態で、どうしたらいいのか誰にもわかりません。
ですから、支援者や社会で生きる一員として、私たちが何をしていけばいいのか、
自分たちで考えていかなければなりません。
漫然と仕事をしている自分に「もっと考えなさい」と声をかけながら、
これから地域で仕事をしていく者として、頑張っていきたいと思います。
臨床心理室でした。