4病棟 1月の一言(初詣とは)
2018.01.09
明けましておめでとうございます。🎍 今年もよろしくお願いいたします。
皆さんはもう初詣は済まされましたか?今回の一言は初詣についての話です。
初詣とは
初詣の『詣』という漢字は「社寺をお参りする、参拝する」という意味があるので、文字通り今年初めての参拝と言うことになります。
初詣は旧年の感謝を捧げるとともに、新年が良い年になるように願掛けを社寺の神様に行うための行事です。
ただ、お正月には正月飾りを飾ったりしますが、実は、正月飾りの神様は歳神様(正月に各家に毎年やってくる神様。先祖の霊とみなされることもある)であるのに対し、社寺の神様は氏神様(同じ地域に住む人々によって共同で祀られる神様)であり、両者は異なる神様なのでそれぞれ違った意味合いがあるとされているのです。
初詣の元々の由来と言われているのは「年籠り」という行事です。
「年籠り」とは、大晦日の夜から元日の朝にかけて豊作や家内安全を祈るために、歳神様の祀られている神社に籠る行事です。
いつしかこれが、大晦日の夜に詣でる「除夜詣」と元日の朝に詣でる「初詣」に分かれたとされています。
このように昔は『除夜詣』と『元日詣』が行われていたのですが、現在では『元日詣』の風習が残り、さらに恵方に限らず「有名な社寺に自由に参拝する」というのが一般的になりました。
次に、「初詣はいつまでに行ったらいいの?」というよくある質問ですが、人によっては「元日に行くもの」とか「三が日なら大丈夫」とか「松の内(小正月である15日といわれます)まではお正月だから、それまで行けばいいのでは?」という意見もあるようです。特にいつからいつまで行けばいいという明確な決まりはありません。
自分が行けた時で、それが今年初めての参拝ならその日を初詣としてもいいのではないでしょうか。
今年も良い年でありますように。(^^)/
それではまた。