平成29年度社会資源見学会の報告会を行いました!
2018.08.03
平成30年3月23日に保健所主催で行った社会資源見学会の報告会を7月26日当院の大会議室にて行いました。
この社会資源見学会は、病院の看護師や退院支援に関わるスタッフ、地域で精神障がい者と接する機会のある行政機関の職員が西諸地域にある障がい者の地域支援事業所を回り、その役割や事業内容について学びます。そして社会資源への理解を深めることで、より具体的なイメージを持って精神障がい者の方に地域移行を促していく事を目的に年に1回行われています。
今回、見学会に参加した看護師が院内研修会で、学んだことや気付きを発表しました。
報告会には院内の看護師、精神保健福祉士、作業療法士、約30名が参加しました。保健所からも2名の方が報告会に出席して下さいました。
見学会に参加した看護師が最後に「いくつか事業所を見て回ったが、知らない事ばかりだった。患者にとって一番近い存在である自分たちが社会資源について無知であることは、患者さんの可能性を狭めてしまうことになると感じた。これからは他の職種や地域にある社会資源が担う役割を理解し、広い視野を持って支援に当たりたいと思った。同時に自分たちが普段どういう業務を行っているのか、他の職種の人にも知ってもらう機会を作りたいと思った。」と感想を述べました。
この報告会を通して、出席した他のスタッフにも新たな『気づき』が得られたと思います。
カテゴリー:地域医療連携室・精神保健福祉士