第5回 内村病院合同発表会
2019.12.27
当院では、4年毎に県内の精神科病院・関係各位に参加を呼びかけ合同発表会
を開催しています。
今回の発表会は「地域包括ケア」をテーマに掲げ、院内より5つの演題と特別
講演として小林保健所 保健師 湯浅宏美様より「地域移行支援を取り巻く状
況について」ご講演を頂き、西諸地域の支援の現状、今後の課題、必要な取り
組み内容を知ることができました。また、患者様により近い存在である看護師が
地域の社会資源を知り、より具体的なイメージで入院患者様に地域生活への移行
を働きかけることで精神障がい者の地域移行の促進を図る必要があると改めて
考えさせられました。
県内7施設より22名の方々に参加を頂き、当院の取り組みを知っていただく
とともに看護に対するレベルアップへ繋がる発表会となりました。
休憩時間には他スタッフ間で交流を深めるとともに情報交換としての良い機会
となり、当院理事長も参加者に気軽に声を掛けておられました。
次回4年後の開催予定となりますが、今回よりもレベルアップしていけるよう
日々取り組んでいきたいと思います。
演題1 便秘改善への取り組み ~玉ねぎヨーグルト摂取を試みて~
2 オムツ交換の統一を図る
3 服薬の大切さを深めよう ~服薬SSTの取り組みを通して~
4 西諸災害時障がい者支援ネットワーク
5 精神科急性期における地域との連携
特別講演 「地域移行支援を取り巻く状況について」
カテゴリー:看護部門