★梅雨について★
2021.06.15
OT活動の際に「今日は何の日でしょう」と参加者の皆さんに尋ねることがあるのですが、先日6月11日は、「入梅(にゅうばい)」であることを紹介しました。「入梅」とは、暦の上での梅雨の始まりだそうですが、実際の「梅雨入り」は各地域で異なりますよね。
ちなみに今年の宮崎県の梅雨入りは5月31日でしたが、梅雨明けは7月14日頃の予想だそうです。
この時期、青い梅の実が売られているのを見かけますが、「梅雨」や「入梅」の語源にあるように「梅」との関連性があるのではないかと思い、調べてみると実は諸説ありました。
①梅の原産地とされる中国では、「梅の実が熟す頃に降る雨」という意味で、中国の長江流域で「梅雨(ばいう)」と呼んでいたこと説。
②「黴(かび)が生えやすい時期の雨」という意味で「黴雨(ばいう)」と呼ばれていたものが、同じ読みで季節に合った「梅」の字を使って「梅雨」になったという説。
③露(つゆ)の読みを梅雨という漢字の当て字で梅雨と呼び始めたとする説。
④梅の実が熟し潰れる時期だから「潰ゆ(つゆ)」と関連づけたとする説。
やはり、「梅雨の時期」と「梅」は、関連性が深いような気がしますね。
皆さんは、梅酒を作ったことがありますか?
毎年、私の祖母が梅酒を作るのですが、さっぱりしてて美味しいですよね。
祖母から、「梅は三毒を断つ」という言葉を聞いたことがあります。
梅は、食毒(食生活からくる体内バランスの乱れ)、血毒(血液の汚れ)、水毒(体内の水分の汚れ)を除いて、体のさまざまな機能を改善する効果があるとのことです。
👇に作り方を紹介しておきます(*^-^*) クックパッドからの引用です。
【作り方】
1.青梅(1kg)は洗って水に6〜8時間つけ、アク抜きする
2.ザルにあげて水を切り、布巾で水気をよく拭き取る
3.成り口(実が枝についていた部分)に付いているホシ(軸)を、竹串で実を傷つけないように取り除く
4.熱湯で殺菌した広口瓶に、青梅と氷砂糖(500〜800g)を交互に入れる。
5.ホワイトリカー(1.8L)を注ぎ入れ、密閉して冷暗所に保存する。
2〜3か月後には飲めるようになりますが、1年以上熟成させるとより深い味わいになります。
また、ホワイトリカーの代わりに日本酒やブランデーを使ったり、甘味を黒砂糖やはちみつに替えたりしてオリジナルの梅酒を作るのもおすすめだそうです。
この時期しか採れない青梅を使って、梅酒を作ってみてはいかがでしょうか。